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scene 2004

WE WILL ROCK YOU
2001/10/30 Pioneer / USA
■PLAY CONCERT
/We Will Rock You/Let Me Entertain You/Play The Game/Somebody To Love/Medley:Killer Queen〜I'm In Love With My Car〜Get Down Make Love〜Save Me〜Now I'm Here〜Dragon Attack〜Now I'm Here/Love Of My Life/Under Pressure/Keep Yourself Alive〜Drum solo〜Guitar solo/Crazy Little Thing Called Love/Jailhouse Rock/Bohemian Rhapsody/Tie Your Mother Down/Encore:Another One Bites The Dust/Sheer Heart Attack/2nd Encore:We Will Rock You/We Are The Champions/God Save The Queen/


初めて購入したクイーンのDVDです。1981年11月224,25日にカナダ・ケベック州モントリオール「フォーラム」で行われた同名のライブ盤を既にLDで所有しているのでLDプレーヤーが何時壊れてもいいようにと保険のつもりと軽い気持ちで購入したのですが、保険以上のものです。音&映像共に82年のライブを生々しく再現し、LDでは未収録だった"Jailhouse Rock(監獄ロック)"が収録されています。とにかく豪華なライティングや舞台演出は20年以上経った今でも素晴らしく見飽きることはありません。86年の「WEMBLEY」に負けず劣らずの内容だと思います。
ライブのほか、メニュー[SPECIAL FEATURES]は楽しい企画です。
[QUEEN DOM]:クイーンゆかりの地(OFFICIAL FAN CLUB/IMPERIAL COLLEGE/HAMMERSMITH ODEON/GARDEN LODGE/HYDE PARK/etc...)の風景を収録
[TRIVIA GAME] :クイーンファンなら満点のクイズが収録されています。興味ある方、是非、トライなさってはいかがですか?私は1問だけ間違えました(^^ゞ


FREDDIE MERCURY TRIBUTE CONCERT SPECIAL 10TH ANNIVERSARY EDITION
2002/07/10 TOSHIBA EMI / JAPAN
■DISK 1
  1. INTORODUCTION
  2. TIE YOUR MOTHER DOWN / QUEEN +JOE ELLIOT and SLASH
  3. I WANT IT ALL / QUEEN + ROGER DALTRY and TONY IOMMI
  4. LAS PALABRAS DE AMOR / QUEEN + ZUCCHERO
  5. HAMMER TO FALL / QUEEN + GAARY CHERONE and TONY IOMMI
  6. STONE COLD CRAZY / QUEEN + JAMES HETFIELD
  7. CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE / QUEEN + ROBERT PLANT
  8. TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU / QUEEN + SPIKE EDNEY featuring BRIAN MAY
  9. RADIO GA GA / QUEEN + PAUL YOUNG
  10. WHO WANTS TO LIVE FOR EVER / QUEEN + SEAL
  11. I WANT TO BREAK FREE / QUEEN +LISA STANSFIELD
  12. UNDER PRESSURE / QUEEN + DAVID BOWIE and ANNIE LENNOX
  13. ALL THE YOUNG YOUNG DUDES / QUEEN + DAVID BOWIE , IAN HUNTER , MICK RONSON and CHRIS THOMPSON
  14. HEROES / QUEEN + DAVID BOWIE,MICK RONSON and CHRIS THOMPSON
  15. '39 / QUEEN + GEORGE MICHAEL
  16. THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES / QUEEN + GEORGE MICHAEL ,LISA STASNSFIELD , JOSHMACRAE
  17. SOMEBODY TO LOVE / QUEEN + GEORGE MICHAEL and GOSPEL CHOIR
  18. BOHEMIAN RHAPSODY / QUEEN + ELTON JOHN and AXL ROSE
  19. THE SHOW MUST GO ON / QUEEN + ELTON JOHN and TONY IOMMI
  20. WE WILL ROCK YOU / QUENN + AXL ROSE
  21. WE ARE THE CHANPIONS / QUENN + LIZA MINELLI and ALL CAST
  22. 〜GOD SAVE THE QUEEN〜(BGM)


■DISK1
1992年4月12日にWEMBLEYで行われ、その模様はWOWOWで放送されたTRIBUTEコンサートの第二部が収録されています。WOWOWやLDでは一部・二部と収録されていましたが、版権の問題でしょうかDVDでは二部しか収録されていません。第一部の見せ場EXTRMEによる11曲のクイーン・メドレーは本当に素晴らしい演奏でした。彼らはきっとLIVE AIDでクイーンが見せた25分間史上最高のエンターテナーショーを再現したかったのではないでしょうか。そう思うと第一部の映像が入手困難なのは非常に残念でなりません。
それにしても、10年以上前にTV録画したものと比較しサウンド&映像とも決して褒められる仕上がりとなっていないのはOfficial版としては悲しいですね。しかし、生前ステージでの演奏が叶わなかった"I WANT IT ALL","LAS PALABRAS DE AMOR","THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES","THE SHOW MUST GO ON"が観れることは貴重です。
■DISK 2
TRIBUTE CONCERTのドキュメンタリーが収録されています。バックステージの様子、関係者のインタビューやリハーサル風景など、貴重な映像が沢山ありますが、一番印象に残ったのは、スパイク・エドニーがインタビューで言った言葉です。「ライブ・エイド以降、大慈善ショーが沢山行われたが、この追悼コンサートを超えるものは無かった」たった一人のアーティストのために、これだけのアーティストとオーディエンスが集まる…まさにこのトリビュートは20世紀最後の奇跡でした。


QUEEN GREATEST VIDEO HITS 1
2002/11/27 TOSHIBA EMI / JAPAN
■DISK 1
/Bohemian Rhapsody/Another One Bites The Dust/Killer Queen/Fat Bottomed Girls/Bicycle Race/Tou're My Best Friend/Don't Stop Me Now/Save Me/Crazy Little Thing Called Love/Somebody To Love/Spread Your Wings/Play The Game/Flash/Tie Your Mother Down/We Will Rock You/We Are The Champions
■DISK 2
Now I'm Here/Good Old Fashioned Lover Boy/Keep Yourself Alive/Liar/Love Of My Life/We Will Rock You (Fast Live Version)/Bohemian Rhapsody (Snippets)/Seven Seas Of Rhye/In The Lap Of The Gods/Bohemian Rhapsody (Alternative Edit)

既にLDでリリースされている「QUEEN GREATEST FLIX」のDVD盤です。おそらく原盤の問題だと思いますが、画質に関しては期待しない方がいいでしょう。音質はリマスター技術のおかげでCD"よりは"いい音で聞くことが出来ます。というよりもQGH1に関しては映像やサウンドは二の次三の次です。
■DISK1
これをノーマルで聴く必要はありません。メニュー[OPTIONS]-[AUDIO COMMENTARY]で流れる4人のインタビューがメインです。ブライアン&ロジャーはプロモを観ながら○×▲※と結構本音を言っています。フレディ&ジョンに至っては、当時のインタビューが編集されています。
■DISK2
お宝プロモも重要ですが、もっと重要なのは[THE BO RHAP STORY]-[MAKING THE VIDEO]でブライアンやロジャーによって語られる"Bohemian Rhapsody"の秘話でしょう。STORYではブライアンがマスターテープからボヘラプのレコーディングの様子を語り、MAKINGではロジャーがボヘラプのプロモ製作秘話を語っています。
しかし、"Bohemian Rhapsody"秘話はこれだけでは不十分な解説です。2002年8月30日にBS2で放送したボヘミアン・ラプソディ殺人事件が、この逸話を補完しています。120回以上ものオーバーダブがどのようにして行われたか、ボヘラプ冒頭の4人のシルエットはどのようにして撮影されたか、それぞれを克明に解明しています。Officialならここまで収録して欲しかった…
×物好きな方へ
DISK2に「隠し」トラックがあります。
・DVDプレイヤーのリモコンで[タイトル番号]=10、[チャプター番号]=1にセット
 炎メラメラのBohemian Rhapsodyが見れますが…「隠し」というよりも、「恥ずかしい」です。
 この炎メラメラボペラプは、クイーンの某プロモ中にも出ていますが何の曲かわかりますか?


QUEEN GREATEST FLIX II
2003/03/31 Brazilian Import / Brazil
■MUSICAS
/A KIND OF MAGIC/UNDER PRESSURE/RADIO GA GA/I WANT IT ALL/I WANT TO BREAK FREE/INNUENDO/IT'S A HARD LIFE/BREAKTHRU/WHO WANTS TO KIVE FOREVER/HEADLONG/THE MIRACLE/I'M GOING SLIGHTLY MAD/THE INVISIBLE MAN/HAMMER TO FALL/FRIENDS WILL BE FRIENDS/THE SHOW MUST GO ON/ONE VISION/
既にLDでリリースされている「QUEEN GREATEST FLIX II」のDVD盤です…というかブラジルのレコード会社がDVDにダビングしたものでしょう。当然ながらOfficial版では無いので映像&サウンド共にDVDの恩恵は受けておりません。これもLDの保険として購入しました。しかも"INNUENDO"のプロモのためだけに保険に加入です(^^ゞ


QUEEN LIVE AT WEMBLEY STADIUM
2003/08/06 TOSHIBA EMI / JAPAN
■DISK 1
/One Vision/Tie Your Mother Down/In The Lap Of Gods/Seven Seas Of Rhye/Tear It Up/A Kind Of Magic/Under Pressure/Another One Bites The Dust/Who Wants To Live Forever/I Want Break Free/Impromptu/Brighton Rock Solo/Now I'm Here/Love Of My Life/Is ThisThe World We Created/(You're So Square) Baby I Don't Care/Hello Mary Lou/Tutti Frutti/Gimme Some Lovin'/Bohemian Rhapsody/Hammer To Fall/Crazy Little Thing Called Love/Big Spender/Radio Ga Ga/We Will Rock You/Friends Will Be Friends/We Are The Champions/God Save The Queen

■DISK1
1986年7月12日にロンドン・ウェンブリースタジアムで行われたこのコンサートを収録したLD版QUEEN AT WEMBLEYのDVD版ではありません。サウンド&映像共にタイン・ティーズ・テレビ局にて収録されていたマスターテープを徹底的にリマスターし新たに作り直した素晴らしい作品です。また、同名のライブアルバムでは収録されていましたがLD/VHS版ではカットされていたアコースティック・メドレーも収録され7月12日を完全に再現しています。アリーナ、スタンドと会場を揺るがすオーディエンスの嬉しそうな顔、フレディの堂々たるパフォーマンス、心熱く寡黙にメロディの要を奏でるジョン、変幻自在にクイーンサウンドを操るブライアン、オープニングからエンディングまでサウンドを守り抜いた守護神ロジャー、彼らを決して忘れることはありません。
…それにしても、これを見るにつれ尚更「DVD版 TRIBUTE CONCERT 」の粗悪さを悔やみます。
■DISK2
「一粒で二度美味しい」とは何もグリコだけでは無かったのですね。DISK2は秘蔵映像満載です。
[ROAD TO WEMBLEY]…ブライアン&ロジャーの最新インタビューや、ライブ当日の模様がQUEEN magic yearsからの映像に新たなシーンが追加され再編集されています。
[UNSEEN MAGIC]…ライブ収録前日の7月11日に撮影されたカメラリハーサルの映像が収録されています。この映像と見比べても12日のライブパフォーマンスがどれほど最高(奇跡!)であったかが分かります。また、ロンドンのスタジオで行われたリハーサル風景では、真剣に練習するメンバーを見ることが出来ます。それにしても本当にフレディは黄色が好きなんですね。
[QUEEN CAM]…4人それぞれの演奏を追った映像を楽しむことが出来ます。
・JOHN:発見!寡黙なベーシストかと思いきや、フレディの次にステージで動き回っていました。
・ROGER:このライブを一番楽しんでいるのは彼なのかも知れませんネ。
・BRAIAN:本当に真面目な英国紳士です。でもギターが大好きなんですねェ(^^ゞ
・FREDDIE:7万人をひと目で釘付けに出来る、彼こそ「スーパースター」です。


QUEEN GREATEST VIDEO HITS 2
2003/12/26 TOSHIBA EMI / JAPAN
■DISK 1
/A Kind Of Magic/I Want It All/Radio Ga Ga/I Want To Break Free/Breakthru/Under Pressue/Scandal/Who Wants To Live Forever/The Miracle/It's A Hard Life/Invisible Man/Las Palabros De Amor/Friends Will Be Friends/Body Language/Hammer To Fall/Princes Of The Universe/One Vision
■DISK 2
[Hot Space Section]
/Back Chat/Calling All Girls/Staying Power Live from Milton Keynes '82
[The Works Section]
/Montreux Golden Rose Pop Festival/The Works Interviews/Freddie Mercury Interview
[A Kind Of Magic Section]
/Montreux Golden Rose Pop Festival/The Magic Interviews/One Vision Documentary/Extended Vision video
[The Miracle Section]
/The Miracle Interviews/Making the Miracle Videos Documentary/Making The Miracle Album Cover/Bonus Video : Who Wants To Live

QUEEN VIDEO HITS 1に続き、既にリリースされたQUEEN GREATEST FLIX 2のDVD版かと思いきや、微妙に違うものでした。Scandal、Body Language、Princes Of The Universeが新たに追加収録されましたが、INNUENDO、THE SHOW MUST GO ONはリストから外されています。
おそらくINNUENDO以降の作品はPart3としてリリースされるンじゃないでしょうか。と私は願いたい。
■DISK1
QGVH1同様にメニュー[OPTIONS]-[AUDIO COMMENTARY]ではブライアン&ロジャーがプロモを観ながら○×▲※○×▲※と、更に過激な本音トークを展開しています。長い間好きだった曲を「嫌いだ!」と吐き捨てられると悲しいですね。
■DISK2
DVDの帯には「貴重な映像を収録したボーナス・ディスク付!」と期待に胸膨らませたのですが、殆どが単に現在入手困難な「QUEEN magic years」「QUEEN CHAMPIONS OF THE WORLD/MADE IN HEAVEN」からの抜粋であり、NHK BS2の番組の中で既に公開された映像だったのは残念です。

QUEEN JEWELS
2004/04/28 TOSHIBA EMI / JAPAN
/I WAS BORN TO LOVE YOU(2004 Video)/WE WILL ROCK YOU/WE ARE THE CHAMPIONS/DON'T STOP ME NOW/TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU/YOU'RE MY BEST FRIENDS/UNDER PRESSURE/RADIO GA GA/SOMEBODY TO LOVE/KILLER QUEEN/ANOTHER ONE BITES THE DUST/CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE/FLASH/THE SHOW MUST GO ON/BOHEMIAN RHAPSODY
[Bonus Track]
I'M GOING SLIGHTLY MAD/LET ME LIVE-PHOTO GALLERY

2004年春、突如日本中にクイーンブームが起きた。フジテレビ月9ドラマで木村拓哉主演のドラマ「プライド」でクイーンの音楽がフューチャーされメディアがこぞって取り上げたためだ。DVDと同名のCDは記録的なセールスとなり、このDVDが急遽リリースされた。私は企画モノは嫌いなのでCDは持っていないが、このDVDだけは欲しくなった。理由はクイーン版"I WAS BORN TO LOVE YOU(2004 Video)"と"TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU"のプロモが見たかったからだ。
"BORN TO LOVE YOU"…私としてはフレディのソロの方が曲もプロモも好きだ。だが好き嫌いとは別に、このプロモの編集には首を捻りたくなる。このプロモはフレディのプロモとWEMBLEYのライブ映像を細々と繋いでいる他の作品でもよくある手法が取られている。たしかに演奏と映像のキメがシンクロして見事な出来栄えだ。が、何故にフレディのプロモとWEMBLEYの映像の縦横比を合わせない?疲れる。
「TOO MUCH LOVE WILL KILL YOU」は同じ繋ぎ合わせの編集だが感動的な映像です。オリジナル曲はブライアンのソロで、演奏はブライアンのソロ・ライブ(廃盤?)や、TRIBUTEでも見ることが出来ますが、このプロモの映像はお宝だらけです。編集されている映像の殆どが、現在入手困難な「QUEEN magic years」「QUEEN CHAMPIONS OF THE WORLD/MADE IN HEAVEN」から使われています。何より、クイーンそしてフレディが輝いていた時代を走馬灯のように映し出しています。いい作品です。

WE ARE THE CHAMPIONS FINAL LIVE IN JAPAN
2004/06/02 ユニバーサルミュージック / JAPAN
/TEAR IT UP/TIE YOUR MOTHER DOWN/UNDER PRESSURE/SOMEBODY TO LOVE/KILLER QUEEN/SEVEN SEAS OF RHYE/KEEP YOURSELF ALIVE/LIAR/IT'S A HARD LIFE/NOW I'M HERE/IS THIS THE WORLD WE CREATED?/LOVE OF MY LIFE/ANOTHER ONE BITES THE DUST/HAMMER TO FALL/CRAY LITTLE THING CALLED LOVE/BOHEMIAN RHAPSODY/RADIO GA GA/I WANT TO BREAK FREE/JAILHOUSE ROCK/WE WILL ROCK YOU/WE ARE THE CHAMPIONS/GOD SAVE THE QUEEN

これもLD版の保険です。既にリリースされたLD版QUEEN WE ARE THE CHAMPIONS FINAL LIVE IN JAPANを何の工夫も無くDVDに焼きなおしたものです。映像はまぁまぁなのですが、いかんせんサウンドが最悪。こういう音源こそ24bitリマスター技術で綺麗に仕上げればいいのに…ブームに便乗と呼ばれても仕方の無い「商品」です。
本ライブは1985年5月11日 東京・国立代々木競技場(代々木第一体育館)で行われたものですが、2ヵ月後の7月13日の「LIVE AID」とは雲泥の差なのは、何も編集の悪さだけが原因では無いでしょう。90分のライブが25分の演奏にも劣るのは、活動再開とはいえ、簡単に埋めることの出来ない溝があったということでしょう。1年2ヵ月後の1986年7月12日のWEMBLEYと比較すれば、その差は歴然です。それだけLIVE AIDの大成功は、その後の彼らに大きな影響を与えたということです。

Queen Greatest Karaoke Hits
2004/07/14 東芝EMI / JAPAN
BOHEMIAN RHAPSODY/YOU'RE MY BEST FRIEND/SOMEBODY TO LOVE/TIE YOUR MOTHER DOWN/WE ARE THE CHAMPIONS/WE WILL ROCK YOU/SPREAD YOUR WINGS/BICYCLE RACE/FAT BOTTOMED GIRLS/DON'T STOP ME NOW/CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE/SAVE ME/PLAY THE GAME/ANOTHER ONE BITES THE DUST/FLASH/KEEP YOURSELF ALIVE/A KIND OF MAGIC/UNDER PRESSURE/RADIO GA GA/I WANT IT ALL/I WANT TO BREAK FREE/IT'S A HARD LIFE/BREAKTHRU/WHO WANTS TO KIVE FOREVER/THE MIRACLE/I'M GOING SLIGHTLY MAD/THE INVISIBLE MAN/HAMMER TO FALL/FRIENDS WILL BE FRIENDS/THE SHOW MUST GO ON/ONE VISION/
Bonus Tracks THESE ARE THE DAYS OF OUR LIVES/HEAVEN FOR EVERYONE/A WINTER'S TALE/I WAS BORN TO LOVE YOU(2004 Video)

'98年に一度LDでリリースされていたものが、2004年突如沸いたクイーン再ブームに便乗して6年ぶりにDVDとして再リリースされました。'98年当時(今も)カラオケ大ッ嫌いな私は、このLDジャケットを手にした瞬間クイーンに同情したことを覚えています。当初、このDVDも「企画モノ」ということで購入する気は更々なかったのですが、純粋に「Sound」としてクイーンの音楽を聞き直すいい機会と思い直し購入したのですが…
ハッキリ言って、失望しました。自己満足に自己陶酔するカラオケファンの欲望を満たすためだけに作られた商品です。
まるで20年以上も前の機材で素人が編集したような画質とサウンド。サウンドもオリジナルにあったハズの音や違う音が随所に見え隠れします。
'98年当時、そしてDVD化となった今回、クイーン側との契約問題もあってのことと思いますが、それにしてもブーム便乗を優先し、古い素材を再編集&リマスターする間も無く緊急リリースしたことは明白。あくまでも自己陶酔したい方向けです。

LIVE AID
2004/06/02 ワーナーミュージック / JAPAN
/Bohemian Rhapsody
/Radio Ga Ga
/Hammer To Fall
/Crazy Little Thing Called Love
/We Will Rock You
/We Are The Champions
/IS THIS THE WORLD WE CREATED?
/DO THEY KNOW IT'S CHRISTMAS?

この映像が正式にリリースされるなんて、一体誰が想像出来たでしょう…
既にBootでVideo&CDは持っていましたが、画質&音質とも素晴らしい出来です。Bootでは"悲しい世界"の冒頭にマイクテストのマイク音を拾っているためフレディのボーカルが潰れましたが、ここでは綺麗な歌声が蘇っています。本来クイーンの登場を英国警官に扮したコメディアンのメル・スミス、グリフ・リズ・ジョーンズが「女王陛下の登場です。クイーン!」と紹介して奇跡のライブパフォーマンスが始まります。Bootでは収録されていましたが、仕方無いとはいえこちらでは未収録だったことは、少し残念ですね。とはいえ、63組出演したバンドの中で、最高のパフォーマンスを見せてくれたクイーンの勇姿は、本当に鳥肌が立つほど素晴らしいものです。
このDVDは'85年7月13日にロンドン、ウェンブリースタジアムとフィラデルフィア、JFKスタジアムにて同時開催された"LIVE AID"を余すことなく伝えています。'85年当時、自由のシンボルであったロックは巨大なビジネス産業に成長していました。しかしアーティスト達はそんな時代でもロックスピリットを失うことはありませんでした。このチャリティでどれだけの人々の命を救うことができたでしょう。どれだけの人が希望を持ち直したことでしょうか。このDVDはコンサートを楽しむとともに、色々なことを考えさせてくれる素晴らしい内容となっています。

Queen On Fire - Live At The Bowl 1982
2004/11/03 東芝EMI / JAPAN
Disk 1
FLASH/THE HERO/WE WILL ROCK YOU (FAST)/ACTION THIS DAY/PLAY THE GAME/STAYING POWER/SOMEBODY TO LOVE/NOW I'M HERE/DRAGON ATTACK/NOW I'M HERE (REPRISE)/LOVE OF MY LIFE/SAVE ME/BACK CHAT/GET DOWN MAKE LOVE/GUITAR SOLO/UNDER PRESSURE/FAT BOTTOMED GIRLS/CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE/BOHEMIAN RHAPSODY/TIE YOUR MOTHER DOWN/ANOTHER ONE BITES THE DUST/SHEER HEART ATTACK/WE WILL ROCK YOU/WE ARE THE CHAMPIONS/GOD SAVE THE QUEEN
Disk 2
[INTERVIEW]
BACKSTAGE INTERVIEW/FREDDIE INTERVIEW/BRIAN&ROGER INTERVIEW
[SEIBU STUDIUM TOKYO,JAPAN 3 NOVEMBER 1982]
FLASH/THE HERO/NOW I'M HERE/IMPROMPTU/PUT OUT THE FIRE/DRAGON ATTACK/NOW I'M HERE(REPRISE)/CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE/TEO TORIATTE
[STADTHALLE,VIENNA,AUSTRIA 12 MAY 1982]
ANOTHER ONE BITES THE DUST/WE WILL ROCK YOU/WE ARE THE CHAMPIONS/GOD SAVE THE QUEEN
[PHOTO GALLERY]

Boot版WOWOW放送版と既に2種類持っていたので世間ほどの興奮はありませんでしたが、それが間違いだと気が付くにはそう時間がかかりませんでした。
DVDで綺麗に再現された映像&サウンドからは22年前の興奮をリアルに蘇ります。アルバムでは好きになれなかった"FLASH","THE HERO","STAYING POWER"は今聞きなおすとカッコイイ。"GET DOWN MAKE LOVE"の演奏が見られるのも貴重です。
DISK2に収録されている西武球場でのライブをもっと見たいファンはきっと多いことでしょう。"手をとりあって"でのフレディのカンペを見ての熱唱は微笑ましいと思いませんか(笑)
こうして、奇しくも1982年は05月12日ウィーン、06月05日ミルトン・キーズ・ボウル、07月21日モントルー、11月03日日本西武球場と4会場でのライブがDVD化されました。順を追って観るもよし、お気に入りを観るもよし、ファンの数だけ楽しみ方があるのではないでしょうか。

RETURN OF THE CHAMPIONS / QUEEN+PAUL RODGERS
2005/10/26 東芝EMI / JAPAN
Reaching Out/Tie Your Mother Down/I Want To Break Free/Fat Bottomed Girls/Wishing Well/Another One Bites The Dust/Crazy Little Thing Called Love/Say It's Not True/'39/Love Of My Life/Hammer To Fall/ Feel Like Makin' Love/Let There Be Drums/I'm In Love With My Car/Guitar Solo/Last Horizon/These Are The Days Of Our Lives/Radio Ga Ga/Can't Get Enough/A Kind Of Magic/I Want It All/Bohemian Rhapsody/ The Show Must Go On/All Right Now/We Will Rock You/We Are The Champions/God Save The Queen
Bonus Track
IMAGINE:2005/7/15 Hyde Park London

2004年12月ポール・ロジャースとQUEEN名義のツアーを2005年春に行うと発表した半年後、ツアーが始まり約2ヶ月経った2005年5月9日に英国シェフィールド:ハラム・アリーナで行われた2時間10分のコンサートの模様を完全収録したものです。(同名のCDライブ盤有)なんといっても一番の功労者はポール・ロジャース。我々には計り知れない重圧を跳ね除けたパフォーマンスには脱帽。ブライアンとロジャーが何故彼をボーカルとして迎えたのか100語るよりも見れば納得。見所は2時間10分全てですが、ブライアンが歌う"'39","LOVE OF MY LIFE"、フル演奏でロジャーが歌う"I'M IN LOVE WITH MY CAR"、4人ではライブ演奏が実現しなかった"THESE ARE THE DAY OF OUR LIVES","I WANT IT ALL","THE SHOW MUST GO ON"は貴重なテイクです。
この貴重なライブを実現させた協力なサポートメンバーにも感謝。
Danny Miranda(b),JamieMoses(g),SpikeEdney(key)
また、ボーナス映像として、7月15日にロンドン:ハイド・パークで行われたコンサートで歌われたジョン・レノンの名曲「IMAGINE」が収録されています。これは本来7月8日に同公園で行われる予定だったコンサートが、前日にロンドン市内で起こった同時多発テロにより延期となり、この日、急遽セットリストに追加されたものです。80年12月8日NYダコタ・ハウスでジョンレノンが銃弾に倒れた翌日に行われたコンサートで演奏されて以来の演奏です。

Queen A Night At The Opera〜30th Anniversay Edition
2005/11/23 東芝EMI / JAPAN
DEATH ON TWO LEGS "Dedicated To..." / LAZING ON A SUNDAY AFTERNOON / I'M IN LOVE WITH MY CAR / YOU'RE MY BEST FRIEND / '39 / SWEET LADY / SEASIDE RENDEZVOUS / THE PROPHET'S SONG / LOVE OF MY LIFE / GOOD COMPANY / BOHEMIAN RHAPSODY / GOD SAVE THE QUEEN

1975年「オペラ座の夜」発売30周年記念としてデジタルリマスターされたCDと全曲PVのDVD2枚組です。5.1chサウンドのほか、音声トラックでは、各曲のレコーディング秘話が語られています。ブライアン、ロジャーは最近のインタビューのものですが、時折昔のフレディやジョンのコメントも出てきます。見所は、新作PVの随所に70年代当時の4人の映像がふんだんに使われているところでしょう。ライブ映像など、改めて見直しても何故DVD化しないのか残念でなりません。また、随所に日本での映像が映し出されます。ROTCの"These Are The Days Of Our Lives"時の映像といい、彼らは本当に日本を大切にしていることがファンとして嬉しいです。

ROCK THE CLASSIC "A NIGHT AT THE OPERA"
2006/03/22 VIDEOARTS MUSIC
■TRACK BY TRACK
Death On Two Legs (Dedicated To...) / Lazing On A Sunday Afternoon / I'm In Love With My Car / You're My Best Friend / '39 / Sweet Lady / Seaside Rendezvous / Prophet's Song / Love Of My Life / Good Company / Bohemian Rhapsody / God Save The Queen
■SPECIAL FEATURES
アルバム・タイトルの由来 / '39 / 音の火山 / スウィート・レディ-ハイド・パーク 1976 / 預言者の唄 / ラブ・オブ・マイ・ライフ-ブライアン&フレディ / ボヘミアン・ラプソディ / ゴッド・セイブ・ザ・クイーン

”世紀のブリティッシュ・ロック名盤「オペラ座の夜」誕生の秘話を解き明かした全音楽ファン必見のオフィシャル・ドキュメンタリー!”のうたい文句は嘘ではありません。2枚に収録された全曲の解説はファンなら知りたい内容ばかりです。ロジャー、ブライアンによる収録当時の回想秘話、それらを証明するロイやブライアンによる当時のレコーディングテープを使ったパート別トラックの再生でギターオーケストレーションや120回に及ぶといわれるコーラス部分の生音を一つ一つ確認できます。シーサイド・ランデブーの管楽器の正体も明かされますが、何よりのサプライズは、ライブの終演で流れる「God Save The QUEEN」がアルバム・テイクではなく、アルバム収録以前にライブ専用に既に録音していたものだということでしょう。

QUEEN+PAUL RODGERS / SUPER LIVE in JAPAN
2006/04/28 東芝EMI / JAPAN
■DISC ONE
Reaching Out/Tie Your Mother Down/Fat Bottomed Girls/Another One Bites The Dust/Fire And Water/Crazy Little Thing Called Love/Say It's Not True/'39/Love Of My Life/Teo Torriatte(Let Us Cling Together)/Hammer To Fall/ Feel Like Makin' Love/Let There Be Drums/I'm In Love With My Car/Guitar Solo/Last Horizon/These Are The Days Of Our Lives/Radio Ga Ga/Can't Get Enough/A Kind Of Magic/Wishing Well/I Want It All/Bohemian Rhapsody/I Was Born To Love You/The Show Must Go On/All Right Now/We Will Rock You/We Are The Champions/God Save The Queen
■DISC TOW
Backstage In BUDAPEST

2005年10月27日、さいたまスーパー・アリーナーで行われたコンサートを完全収録。5月に英国で行われたコンサートとセットリストを比較すると"I WANT TO BREAK FREE"は"Fire And Water"(ポールの曲)に差し替え、日本のファンのために"手をとりあって","I Was Born To Love You"が追加されています。"手をとりあって"の演奏は四半世紀ぶりに行われました。前回と違い、今回はブライアンとロジャーが歌っていますが、日本のファンへの感謝の気持ちは十分過ぎるほと伝わります。本編のコンサート映像も素晴らしいものですが、DISC TOWも見逃せません。ツアーのバックステージや会場セッティングの模様は今までもありましたが、各スタッフのコメント、世界中のファンのコメントが載せられた心温まるものは他にはありません。ファンや裏方のスタッフへの感謝の気持ちが十分伝わってきます。

Lover of Life,Singer of Songs
2006/11/22 東芝EMI / JAPAN
■DISC ONE
◆THE UNTOLD STORY
本人、母、妹、友人、ブライアン、ロジャー、恋人、メアリー等の証言とともに綴る知られざるフレディ・マーキュリー・ストーリー。
◆MAKING OF THE UNTOLD STORY
メイキング映像
◆DIRECTO'S COMMENTARY
映像を見ながら監督の撮影秘話。だけではありません、ある意味、本編よりも本編ではないでしょうか。本当に伝えたいことがここにはあります。
■DISC TOW
◆THE SOLO VIDEOS
数少ないソロビデクリップ集
◆EXTRA
・フレディ・マーキュリー像メイキング
・3人のプロデューサーインタビュー集
・フレディ・マーキュリー最後のインタビュー
・フォト・ギャラリー(PCでのみ再生)

2000年に購入した世界限定発売のBOX SET「フレディ・マーキュリー・ソロ・コレクション1973-1980」に収録されている"THE UNTOLD STORY"そのまま単発発売ということで然程興味なかったのですが、2ヶ月遅れですが購入して良かったと思います。本編もさることながら"DIRECTO'S COMMENTARY"が本当に良かった。単に監督による撮影秘話や裏話ではなく、撮影に協力してくれた人々を紹介したり、監督と彼との思い出を語ることで「ファルーク・バルサラ」という個人にフォーカスがより強く当てられたと思います。
DISK2に収録されている「フレディ・マーキュリー最後のインタビュー」は本当でしょうか?
1995年に発売された「QUEEN CHAMPIONS OF THE WORLD/MADE IN HEAVEN」の最後にレマン湖の夕焼けの映像を背景にフレディの肉声が流れますが、こちらが本当に最後のインタビューではないでしょうか。映像には1991年と出ていますが…

これが最後のインタビューだ いい物になるぞ

僕は世界を変えるより 幸せでいたい
幸せなら作品に 反映する
失敗や言い訳は 問題じゃない
僕は自分自身でいたい
残った時間は 人生や喜びを詰め込んで
出来るだけ楽しい時を 過ごしたい

録音したね 使えよ
こんな興奮したの初めてだ
もう退屈してきた


QUEEN LIVE IN RIO
2007/06/19 Masterplan / Brazil
Tie Your Mother Down / Seven Seas Of Rhye / Keep Yourself Alive / Liar / It’s A Hard Life / Now I’m Here / Is This The World We Created / Love Of My Life / Brighton Rock / Hammer To Fall / Bohemian Rhapsody / Radio Gaga / I Want To Break Free / We Will Rock You / We Are The Champions / God Saves The Queen

また御蔵入りだった映像がDVD化されました。が、出本はOfficialではなくブラジルです。 この1985年はクイーンにとってターニングポイントの年でした。その幕開けとして1月19日に行われたブラジル・リオデジャネイロのバラ・ダ・テユカで行われたロック・イン・リオ・フェスティバルではヘッドライナーを務めています。夜中の2時にもかかわらず25万人の群衆を釘づけにしたクイーンのパフォーマンスは、巨大なステージに負けないものがあります。
それにしても巨大なステージです。クイーンのオリジナル・ステージを飲み込む巨大なステージと25万人という途方もない観衆。何もかもがケタ外れのコンサートです。
そうそう、昔から不思議だったのが「We Will Rock You」でフレディはカツラを付けて登場します。「We are the champions」までカツラ姿で歌いきっています。このカツラいったい何だったのでしょう?
DVDのパッケージに画質/音声の乱れはマスターテープに起因するものと注意書きがあります。が、私が持っているビデオにはありません。画質/音声の乱れはマスターテープの劣化によるものもありますが、明らかにデジタル化した際に起きたデジタルノイズです。南米らしい手抜きですね(^^ゞ
ちなみに"Now I'm Here"で一か所、"Radio Ga Ga"で二か所それぞれ1・2秒程度のデジタルノイズがあります。テープ劣化はおそらく殆どの人は気付かないでしょう。

それよりも、もっと許せないのが発売元でしょうか「masterplan」のロゴマークが左上にデカデカと映っていることです。当然、オリジナル映像には入っていません。海賊版流出防止か知りませんが興ざめです。
ということで私はビデオからDVD化した映像をマスターとし、これはバックアップですね。


Rock Montreal & Live Aid
2007/11/07 VIDEOARTS MUSIC / Japan
■Disk1
/We Will Rock You/Let Me Entertain You/Play The Game/Somebody To Love/Medley:Killer Queen〜I'm In Love With My Car〜Get Down Make Love〜Save Me〜Now I'm Here〜Dragon Attack〜Now I'm Here/Love Of My Life/Under Pressure/Keep Yourself Alive〜Drum solo〜Guitar solo/Crazy Little Thing Called Love/Jailhouse Rock/Bohemian Rhapsody/Tie Your Mother Down/Encore:Another One Bites The Dust/Sheer Heart Attack/2nd Encore:We Will Rock You/We Are The Champions/God Save The Queen/
■Disk2
◆LIVE AID
01 Bohemian Rhapsody
02 Radio Gaga
03 Hammer To Fall
04 Crazy Little Thing Called Love
05 We Will Rock You
06 We Are The Champion
07 Is This The World We Created?
◆LIVE AID REHEARSAL
08 Hammer To Fall
09 Bohemian Rhapsody
10 Radio Gaga

DVDのパッケージを見ての通り、何とも中途半端なモンですね。
どちらがメインなんでしょうか…("&LIVE AID"が記載されていないものもあるようです)
'81年にカナダ・モントルーで行われたライブが長らくビデオやLDは廃盤となっていましたがDVD化され、それだけではインパクトが無いのかLIVE AIDの映像やリハーサル映像も合わせて収録されています。
このライブの見どころは何といってもゴージャスなライティングです。当時(未だに)こんな動くライティングをしているアーティストはクイーン以外には存在しません。とにもかくにもライティングが見どころです!
正直に申しますと、この時期のフレディはあまり好きではないンですよ。
単刀直入に言いますと、ヘアスタイルがただのオジサンじゃないですか。
ここだけは未だに受け入れられないなぁ(笑)

QUEEN + PAUL RODGERS LIVE IN UKRAINE
2009/07/01 東芝EMI / JAPAN
One Vision / Tie Your Mother Down / The Show Must Go On / Fat Bottomed Girls / Another One Bites The Dust / Hammer To Fall / I Want It All / I Want To Break Free / Seagull / Love Of My Life / ‘39 / Drum Solo / I’m In Love With My Car / Say It’s Not True / Shooting Star / Bad Company / Guitar Solo / Bijou / Last Horizon / Crazy Little Thing Called Love / C-lebrity / Feel Like Making Love / Bohemian Rhapsody / Cosmos Rockin’/ All Right Now / We Will Rock You / We Are The Champions / God Save The Queen

CD-1:No.01〜No.14、CD-2:No.15〜No.28


2008年9月12日にUkraineのKharkov広場で行われたライブ映像です。新作「コスモス・ロック」のリリースに合わせた欧州ツアーのリハーサル中にアンチ・エイズ・ファンデーションからオファーを受けてのコンサート。だからでしょうか、2006年時のようなグルーブ感が今イチ感じられません。おそらく(仕方ありませんが)ポール・ロジャーズのパフォーマンスがロジャーやブライアンまで追いついていないからだと思います。それとも35万人の観衆を前に緊張したのでしょうかネ。
しかし、コンサート自体はそれをも許せる内容ではないでしょうか。
まず真っ先に目を奪われるのはコンサート会場の雰囲気。欧州で2番目、世界でも6番目の広さを誇るKharkov広場を取り囲むように立ち並ぶ古い建造物がライトアップされ夜景の中に浮かびあがっています。ド派手なライティング演出はありませんでしたが、あの建物のライトアップを超えるライティング演出は無いでしょう。
さてセットリストは2006年とは随分と入れ替えがありましたね。4曲減り28曲ですが殆どがQueenの曲です。エイズ・チャリティだからでしょうか。しかし演奏曲が減ったにも関わらず新しい演奏曲が追加されています。

"ONE VISION","ブレイク・フリー","Bijou","C-lebrity","Cosmos Rockin'"

新作から2曲は少々淋しい気もしますが、それよりも何よりも驚いたのは"ONE VISION"が演奏されたことです。 トリビュート・コンサートでも演奏されなかった曲を果敢にチャレンジする精神は見習わなきゃいけませんね。

と、あちこち見どころは沢山ありますが、圧巻はロジャーのドラムソロ。こんなドラマチックなドラム・ソロの展開は今まで見たことも聞いたこともありません。"Love of my life"〜"'39"〜"ドラム・ソロ"〜"I'm in love with my car"〜"Say It's Not True"ここだけでも必見の価値あり。
私はこのシーンは瞼に焼きつけで棺桶の中まで持っていきます。



2004年、企画CD大ヒット、DVDや関連書籍が怒濤のごとくリリースされ喜ばしいことなのでしょうけれども、私の心は躍らない。
リリースされた殆どは既にLD&Video化されていたものばかり…
新しいファンには嬉しいのでしょうけれども、リアルタイマーズな我が家では納得する状態ではありません。

やはり、私は70年代のライブが見たい!

一刻も早くお蔵入りしている70年代のライブがリマスターされ綺麗な姿で蘇ることを、切に願います。


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